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【検証】青森県で車の維持費を一番安くするには?無駄な出費を抑え、お金が残る車の所有方法

青森県 車の節約

車が必須の地方の暮らし。でもお金がかかる

地方では生活に車が欠かせません。自動車がなくても生活できるのは、中核都市のさらに中心部だけ。ほとんどの人は車がないと生活できませんよね。

青森県の場合は雪が降るため、自転車でこなすことも難しいです。

しかし自動車の購入や維持はお金がかかるもの。ガソリン、税金、メンテナンス、車検、保険など、驚くほど高額です。地方ではお金が貯まらない人が多いのは、この車の維持のせいです。

そこでFPの目線で、どうしたら一番安く自動車を維持できるのかを検証していきます。

ワンボックス+軽自動車の2台持ちで消える毎年の維持費

地方でよくあるのが、「妻がノアなどのミニバン(2Lクラスの普通車)、夫がNboxなどのトール系軽自動車」というかたちです。

FPとして年間200世帯ほど相談会を行っていると、家を購入する世帯のうち80%程度がこの所有の仕方をしています。

この場合、自動車にどれほどの経費がかかっているのでしょうか。

それぞれ年1万km走り(ガソリン175円/L想定)、冬タイヤを3年ごとに買い替える前提で計算してみます。

項目ワンボックス(2L普通車)軽自動車世帯合計(年間)
自動車税(年1回)36,000円10,800円46,800円
車検費用(年換算)約60,000円(2年で12万)約40,000円(2年で8万)約100,000円
任意保険料(年間)約65,000円約45,000円約110,000円
ガソリン代(年1万km)約175,000円(実燃費10km/L)約109,000円(実燃費16km/L)約284,000円
夏・冬タイヤ代(年換算)約35,000円約15,000円約50,000円
オイル交換など点検費用約20,000円約12,000円約32,000円
維持費合計(車両代除く)約356,000円約231,800円約622,800円

車を買ったときのローンや代金を除いて、維持だけで毎年約62万円、毎月5万円以上がかかります。

実際、年間1万キロの走行で済むことは地方では少ないでしょう。特にワンボックスの方は妻の通勤と日常の買い物、家族での遠出に利用されるため、年間2万キロは超えることが多いはず。

ここにミニバンの新車代(400万〜500万円程度)と軽自動車の新車代(220万円程度)が乗ってくるため、10年間で計算すると車2台に1,200万〜1,500万円を払っていることになります。

地方の家計が苦しくなる一番の原因はここにあります。

10年で1,500万円、30年で4,500万円です。もし所有していなければ、これがそのまま貯金となります。老後費用には十分な金額です。

家計改善には、自動車の所有の仕方を変える必要があります。

節約のためには、新車を選ぶこと

車の購入費用を安く抑えようとすると「中古車」を思い浮かべがちですが、長い目で見ると、新車を選んだ方が支出は少なくなります。

中古車は買うときのお金こそ安く見えますが、前のオーナーがどう乗っていたか分かりません。もしかしたらろくなメンテナンスもしなかったかもしれません。駐車場も土の上の青空駐車だったかも。

土の上に長年駐車していると、下回りは錆びやすくなります。軽自動車はボディの錆びも浮きやすくなります。整備を丁寧にしていたとしても、年数が経過した車は足回りなど高額な消耗品の交換時期が来ます。車検費用が高額になるのは必須です。安くするためにガソリンスタンドの車検で誤魔化していると、一気に壊れてしまうものです。

一方、新車は最初に払うお金こそかかりますが、メーカーの保証が付いています。

最初の数年はオイル交換など基本的な手入れだけで済むため、急な故障でお金が飛ぶ心配がありません。バッテリー、タイヤなど大きな消耗品も当面交換の必要がありません。一回目の車検は多くの場合安く済みます。

新車は最初のうちは燃費も良く、ガソリンの節約にもなります。そして何より、新車の場合は最低でも10年は乗れます。

最近の軽自動車は高すぎる・・・

維持費の節約といったら軽自動車ですが、最近の軽自動車は高いですよね。

ちょっと見渡してみると、こんな感じです。

  • 三菱・デリカミニ・・・280万円
  • ホンダ・Nbox・・・280万円
  • 日産・ルークス・・・236万円

上級グレードの価格とはいえ、これ、20年前と比べてどうでしょうか。

筆者がフォルクスワーゲンディーラーで店長をしていた2002年頃、ゴルフ(1.6L)の最廉価グレードが216万円でした。

そう考えると今の軽自動車の値段の高さには驚きます。

では、軽自動車で最も安いものは何があるのでしょうか。

条件として、4枚ドアがあって大人4人が座れ、日用品や買い物の荷物がしっかり載ること。生活車としてしっかり機能することと考えると・・・

最も安いのは、ダイハツ・ミライースです。約99万円です。

その次が、スズキ・アルト(114万円)です。この価格差は衝突被害軽減ブレーキの有無です。また、少し値段は高くなるとはいえ、アルトにはハイブリッドモデルがあり、ミライースにはありません。

デザインは好みがありますが、おじさんが乗る営業車のようなミライースよりもアルトの方が柔らかく見えます。

ミライースは法人需要が多いため、ガソリンモデルのみ。販売台数は拮抗していますが、個人使用として考えるならスズキ・アルトの方がコスパが高いといえるでしょう。

アルト
ミライース

夫婦でアルト2台体制にした場合、いくら安くなるか

車が1人1台必要な地域で、「ミニバン1台+軽1台」から「夫婦で新車のアルト(4WD)2台」に乗り換えた場合、維持費は一気に安くなります。

青森県で考えた場合、4WDは必須ですから、アルトの2WDの最廉価グレードはちょっと外して考えます。

自動車税は2台合わせて年21,600円で、年間約25,000円浮きます。

ガソリン代も実燃費22km/Lで2台合わせて年2万km走った場合、年間約159,000円で済み、約125,000円安くなります。

さらにタイヤ代も、アルトのタイヤ(145/80R13など)は日本で一番出回っている定番サイズのため、冬タイヤを含めてとても安く買えます。2台分(計8本)買っても、大きなタイヤを履く普通車1台分です。

これらを合わせると、年間約62万円かかっていた維持費が、2台合わせても約35万〜38万円程度まで下がります。毎年の維持費だけで約25万円、10年間で約250万円が浮く計算です。

さらに新車を買うときの車両代の差(ミニバン450万+軽180万=630万円に対して、アルト4WD新車2台=約280万円)を足すと、10年間で約600万円もの差がつきます。

30年間だとしたら1,800万円です。

節約したお金を投資したらどうなる?

この維持費の差額(年間約25万円=毎月約20,800円)を使わずに、新NISAなどを使って年3%でコツコツ積み立てて運用に回した場合、どうなるでしょうか?

当然ながら、将来残るお金に大きな差が出ます。

25年間で積み立てた元本の合計は約624万円ですが、年3%で毎月積み立てると資産の合計は約928万円になります。増えた分だけで約304万円が上乗せされる計算です。

軽自動車2台にし、維持費を削って積み立てるだけで、手元に残るお金に約930万円もの差がつきます。

さらに、10年ごとに車を買い替えるときの代金の差(約350万円)も合わせると、25年間で世帯のお金に1,500万〜2,000万円近い差が生まれます。

車って本当にお金がかかるので、ちょっと考え方を変えるだけで老後の生活はガラッと変わってしまいますね。

低成長社会の日本経済。車にお金をかけている場合じゃない

若いころ、必死に高級車を売りまくっていた筆者ですが、自動車を所有することのコスパの悪さは否定できません。

車って、金食い虫なんです。

地方は車が必需品だから!なんて言い訳をしても、東京都心の人たちが全くかからないお金をどんどん失っているのが現実です。

日本経済はもう浮上することはないのでは?とさえ思ってしまう、長年の不景気の中で、どんどん高くなっていく自動車を買い続けるのは本当にいいことなのでしょうか。

筆者の青森での営業車は、スズキ・ワゴンRのハイブリッドです。維持費が安く、実燃費は平均26km/Lです。ガソリンは満タンに詰めて4,000円弱。高速道路も100kmで巡行でき、怖くありません。峠道も快適です。

今の軽自動車は非常に優秀です。大きな車を所有しても、大きな荷物を載せるわけでもなく、大人数が乗る訳でもありません。そんな時はレンタカーを借りればいいのです。

当社が自動車の販売をしているわけでも、紹介をしているわけでもありませんが、自動車の節約方法はいつでもご相談ください。

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ABOUT US
長岡FP事務所代表社員

長岡FP事務所合同会社
代表社員 長岡理知

住宅専門FP・RAG型AIエージェント「Tally」シリーズの開発者。プロダクトエンジニア。インディーハッカー。

2005年にプルデンシャル生命へ入社。2009年から2011年まで大手ハウスメーカー専属FPとして活動し、2011年以降は数多くのハウスメーカーと提携。2020年に保険会社を退職し、長岡FP事務所を開業しました。

住宅専門FPとして約20年にわたり、累計5,200世帯を超える住宅購入相談を担当。ハウスメーカー選び、住宅ローン選び、ライフプランニング、生命保険の見直しを専門としています。

当社ブログでは、AI(LLM)を使用せず、すべての記事を本人が執筆しています。

20年にわたる相談経験をデジタルクローン化したRAG型AIエージェント「Tally」をはじめ、多くのAIエージェントを開発・運営しています。

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毎月ひとつのシリーズプロダクトを出すことを目標に、爆速でデプロイ中。