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バスルームがカビる人は今すぐこれをやめて!良かれと思ってやりがちな「NG換気」

「毎日お風呂上がりに窓を開けているのに、なぜかカビが生える……」
「家族(特に親の世代)が良かれと思って換気扇を止め、窓を開けてしまう……」

そんな悩みを抱えている方は少なくありません。実は、日本の現代の住宅において「換気扇を止めて、窓だけを開ける」というのは、カビを大繁殖させる一番のNG行為です。

なぜ窓を開けるとかえってカビてしまうのか、その理由と、今すぐ実践すべき正しい換気ルールを解説します。

なぜ?窓を開けるとかえってカビる3つの理由

2000年以前に建てられた家には、ユニットバスでも窓が付いています。この時代は換気システムの性能が低いことに加え、窓を開けることで浴室が乾燥すると信じられていたようです。

しかし次第に、浴室の窓を開けることでむしろカビを大発生させる原因になるということが知識として広まってきました。

換気性能の向上によって、現代では浴室には窓を作らないことが一般的です。

この背景から、1990年代までに家を建てた親世代には、「外の新鮮な空気を入れた方が乾く」という古い知識が今も残っています。

窓を開けてもカビが繁殖する浴室。カビを抑制しようとお風呂に入った後でモップで壁を拭く高齢者。それでもむしろカビが止まらない・・・。こんな光景は現代よく見ます。

窓を開けても、壁を拭いても、カビ対策にはなりません。

なぜ窓を開けてもカビるのでしょうか?

空気が動かず「停滞」するから

換気で最も重要なのは、湿った空気を外へ「追い出す」ことです。しかし、浴室の窓を1箇所だけ開けても、外から強い風が吹き込まない限り、空気はほとんど入れ替わりません。空気の通り道が作れないため、湿気が浴室内に重く停滞し続けてしまいます。

外の湿気を吸い込んでしまうから

特に梅雨時期や夏場、あるいは雨の日や夜間は、外気のほうが浴室の中よりも湿気が高いことがよくあります。この状態で窓を開けると、浴室を乾かすどころか、外の湿気をわざわざ室内に引き込んでしまい、いつまでも壁や床が乾かなくなります。

壁や天井に「結露」が発生するから

外の生ぬるい空気(冬場なら冷たい空気)が窓から入ってくると、浴室内の温度・湿度との差によって、壁や天井に細な結露が発生します。換気扇の強制的な排気力がないと、この水分がいつまでも蒸発せず、カビの絶好の温床になります。

浴室を乾燥させるためには、換気扇一択です。窓を絶対に開けず、換気扇を24時間つけっぱなしにしましょう。ところが、高齢者は電気代がもったいないといい換気扇を止めるのです・・・たった数週間で浴室がカビだらけになって当然です。

今すぐやめて!効果を台無しにする「窓開け+換気扇」もNG

「じゃあ、窓を開けながら換気扇を回せば最強では?」と思うかもしれませんが、これも間違いです。

窓を開けた状態で換気扇を回すと、換気扇は「窓のすぐ近くにある空気」だけを吸って外に吐き出すというショートカットを起こします。

結果として、本当に乾かしたいお風呂の奥の湿気がまったく抜けなくなってしまいます。

カビを発生させない「正しい換気」3つの鉄則

浴室のカビを完全に防ぐための方法は三つです。

  1. 窓は完全に閉める
    窓を閉めて密閉することで、換気扇の「引き込む力(吸引力)」を最大限に高めます。穴のあいたストローでは吸い込めないのと同じです。とにかく密閉して強制的に排気することが重要です。
  2. 浴室のドアも閉める
    ドアを閉めることで、脱衣所や室内に湿気が逃げるのを防ぎます。ドアまで締めたら浴室が負圧になるのでは?と思う人もいるでしょう。ドアにはガラリがついているため、適切に空気が取り込まれ、負圧にならず循環します。
  3. 換気扇は「24時間」回し続ける
    お風呂を使った後だけでなく、基本的に年中無休で回しっぱなしにするのが正解です。

古い家だと換気扇の音が気になるという人もいますが、換気扇だけ静音タイプに替えるのがおすすめです。換気扇が回っているのか分からないほど、性能が向上しているので、古い家にお住まいの方はぜひ交換してください。

また「電気代がもったいない」と心配になるかもしれませんが、現代の換気扇は非常に省エネです。24時間1ヶ月ずっと回し続けても、電気代はごくわずかです。カビ取り剤を買い続けたり、掃除の手間をかけたりするコストに比べれば、圧倒的に安上がりです。

もしご家族に「窓を開けたがる方」がいる場合は、「今の家は気密性が高くて昔の家とは構造が違うから、窓を閉めて換気扇を回しっぱなしにするのが一番電気代がかからず、カビない仕組みになっているんだよ」と、構造の違いとして伝えてあげてください。

筆者も、実家では親が常に窓を開けていました。当然浴室はカビだらけ。窓を閉めて換気扇を回すように言っても、知識をアップデートできず、習慣を変えられないのが高齢者というものです。

まずは換気扇の交換から始めましょう。

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長岡FP事務所代表社員

長岡FP事務所合同会社
代表社員 長岡理知

住宅専門FP・RAG型AIエージェント「Tally」シリーズの開発者。プロダクトエンジニア。インディーハッカー。

2005年にプルデンシャル生命へ入社。2009年から2011年まで大手ハウスメーカー専属FPとして活動し、2011年以降は数多くのハウスメーカーと提携。2020年に保険会社を退職し、長岡FP事務所を開業しました。

住宅専門FPとして約20年にわたり、累計5,200世帯を超える住宅購入相談を担当。ハウスメーカー選び、住宅ローン選び、ライフプランニング、生命保険の見直しを専門としています。

当社ブログでは、AI(LLM)を使用せず、すべての記事を本人が執筆しています。

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