機能追加独立系FPが開発したRAG型AIエージェント「Tally」、家計のキャッシュフロー表を対話だけで自動生成する機能を実装
これまでFPが市販ソフトで作成してきた人生100年分の家計シミュレーションを、FPの20年の経験を学習したRAG型AIが対話だけで生成。匿名・無料・登録不要。
長岡FP事務所合同会社(東京都中央区銀座、代表社員・長岡理知)は、2026年5月12日、住宅・保険・ライフプラン特化の対話型AIエージェント「Tally(タリー)」(https://gettally.jp/)に、一生分のキャッシュフロー表を対話だけで自動生成する機能を実装しました。これまで人間のFPが市販のFPソフトを用いて手作業で作成していた人生100年分の家計シミュレーションを、AIが瞬時に、何度でも、無料で生成します。
今回のアップデートにより、Tallyは住宅ローン・生命保険・ライフプランに関する対話型アドバイスに加え、世帯主の年齢・家族構成・収入・住宅購入計画・教育費・老後の希望生活費などを対話で受け取り、人生100年分のキャッシュフロー表を自動で組み立てます。条件を変えての再シミュレーションも何度でも可能で、対面相談では気兼ねしてしまう「もしも」の検証を、利用者ご自身のペースで試せます。
匿名・無料・登録不要。年齢・年収・家族構成を伝えるだけで、人生100年分の家計シミュレーションを自動生成します。
Tallyとの対話を始める- 機能名:キャッシュフロー表自動生成世帯主の年齢・家族構成・収入・住宅購入計画・教育費・老後の希望生活費を対話で受け取り、AIが自動的に一覧表を組み立てる
- シミュレーション期間:最大95歳まで人生100年想定で、年単位の収入・支出・年間収支・金融資産残高を可視化
- 何度でも再計算可能「物件価格を下げたら」「子どもが私立に進んだら」「投資を増やしたら」といった条件変更を、対話の中で即座に再計算
- 匿名・無料・登録不要会員登録もメールアドレス入力も不要。営業電話やDMなし
- 提供開始日2026年5月12日
- 背景にある思想計算はAI、価値判断の伴走は人間FP。独立系FPの提供価値を「計算代行」から「価値判断の伴走者」へ
そもそも、キャッシュフロー表とは何か
キャッシュフロー表とは、家族の収入・支出・貯蓄を、人生100年分にわたって年単位で並べた一覧表です。何歳でいくら貯金があるか、教育費・住宅ローン・老後資金に耐えられるか、どの年に赤字に転落するか — これらをすべて数字で「見える化」できます。
FP相談の現場で最も重要なツールとされながら、これまでは人間のFPが市販のFPソフトや保険会社のライフプランツールを使って作成しているに過ぎませんでした。多くは保険勧誘と引き換えに無料で作成してもらえますが、一度の相談で作るシナリオは1〜2パターンが限度で、「条件を変えてもう一度作ってください」と気兼ねなくお願いするのは難しいのが現実です。中には作成の回数が決められているケースもあります。FPにとって重要なのは保険勧誘の方であり、キャッシュフロー表の作成はあくまでも付随的な作業なのです。
Tallyは、この作業を完全に自動化します。利用者は対話を通じて必要な情報をTallyに伝えるだけで、ご自身のライフプランに応じたキャッシュフロー表が即座に生成されます。FPに依頼する必要はありません。
出力サンプル
以下は、Tallyが生成するキャッシュフロー表の出力イメージです。世帯主35歳・配偶者33歳・子0歳、年収600万円、3年後に住宅購入を検討している、というケースを想定しています。
| 西暦 | 夫 | 妻 | 子 | ライフイベント | 収入 | 支出 | 年間収支 | 金融資産 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026 | 35 | 33 | 0 | — | 600 | 480 | +120 | 620 |
| 2027 | 36 | 34 | 1 | — | 620 | 495 | +125 | 745 |
| 2028 | 37 | 35 | 2 | 住宅購入(頭金500) | 640 | 1,030 | −390 | 355 |
| 2029 | 38 | 36 | 3 | — | 650 | 560 | +90 | 445 |
| 2030 | 39 | 37 | 4 | — | 660 | 570 | +90 | 535 |
| 2031 | 40 | 38 | 5 | — | 670 | 580 | +90 | 625 |
| 2032 | 41 | 39 | 6 | 小学校入学 | 680 | 620 | +60 | 685 |
| 2033 | 42 | 40 | 7 | — | 690 | 625 | +65 | 750 |
| 2034 | 43 | 41 | 8 | — | 700 | 630 | +70 | 820 |
| 2035 | 44 | 42 | 9 | — | 710 | 640 | +70 | 890 |
| 2036 | 45 | 43 | 10 | — | 720 | 645 | +75 | 965 |
| 2037 | 46 | 44 | 11 | — | 730 | 680 | +50 | 1,015 |
| 2038 | 47 | 45 | 12 | 中学校入学 | 740 | 740 | ±0 | 1,015 |
単位:万円。以降、95歳まで毎年シミュレーションが続きます。実際の表は対話に基づき個別に生成されます。
このように、住宅購入年に金融資産が一時的に355万円まで下がり、教育費ピークの中学進学時に年間収支が±0になる、といった推移を年単位で確認できます。「物件価格を4,500万円から4,000万円に下げたら」「子どもが私立中学に進んだら」「妻が育休後フルタイム復帰したら」 — こうした条件変更を、対話の中で何度でも再計算できます。
なぜ、この機能を実装したのか
長岡FP事務所では、これまで対面・オンラインで約5,000世帯超のFP相談を行ってきました。その経験から見えてきたのは、「FPに相談したら、すぐ変額保険に勧誘をしてきて閉口したことがある」というネガティブ体験を持つ人の多さです。
家計の相談ができるプロフェッショナルだと思って予約したのに、やってきたのは保険代理店の営業マンで、さほど専門的な知識もない。雑なキャッシュフロー表を作っただけで、すぐに保険の勧誘が始まるのが多くのFP相談に共通する現実です。そもそも、そのキャッシュフロー表(家計の未来予想図)をFPがもったいぶって作っているけれど、この時代、AIに代替できるのでは?と多くの方が気づき始めています。
キャッシュフロー表の作成は、技術的には自動化することが容易であるにもかかわらず、業界では「FPが手計算することに価値がある」という前提が長く維持されてきました。実際のところ、市販のFPソフトや保険会社のライフプランシステムを利用して作成しているにすぎません。当社は、この前提自体を見直すべき時期に来ていると考えています。
キャッシュフロー表は本来、自分の家計の未来の様子を数字で把握できる有益なものです。これをFPを介さず作ることによって、本来の役割を取り戻そうという試みです。「計算はAI、価値判断は人間FP」という役割分担
機械的な計算作業や年単位の予測表の作成をTallyが引き受けることで、人間のFPは「その家庭が幸福を追求するための資金計画とは何か」「この選択は人生の優先順位として正しいのか」といった、価値判断と思想に関わる対話に時間を集中できるようになります。
数字を並べる作業はAIで可能です。しかし、その家族にとっての幸福、住宅購入、子どもの進路、夫婦の関係、親の介護、これからの仕事 — こうした人生の文脈を踏まえて「お金の使いどころ」を一緒に考える作業は、人間のFPにしかできません。
当社は、Tallyによって計算業務を自動化し、人間のFPは思想的な対話と価値判断の伴走に集中する、という業務構造への移行を見据えています。これは、独立系FPの提供価値を「計算代行」から「価値判断の伴走者」へとシフトさせる動きでもあります。このことによって、多くのFP(保険営業マン)は、キャッシュフロー表を無料で作りますという保険販売目的の集客が不可能になるでしょう。
対話のイメージ
利用者がチャット画面で「家を買って、子どもの教育費もかかって、老後資金も貯めて……全部できる気がしない。一度ちゃんと数字で見たい」と入力すると、Tallyは年齢・家族構成・収入・住宅購入の計画・お子さんの進路想定・老後の希望生活費などを順に尋ね、必要な情報が揃った段階でキャッシュフロー表を生成します。
「死亡保障3,000万円の保険に入っています。子どもが生まれたのですが、増やした方がいいですか?」
「住宅も教育費も老後も、全部やりくりできるか不安です。数字で見たい」
キャッシュフロー表ができあがった後は、その表をもとに住宅ローンの借入額、保険の必要保障額、教育費・老後資金のバランスなど、3領域横断のアドバイスを受けることができます。一般論ではなく、利用者の家計シミュレーションに基づいた「あなたのケースの答え」が返ります。
本機能の概要
| 機能名 | キャッシュフロー表自動生成 |
|---|---|
| 提供サービス | Tally(タリー) |
| 提供開始日 | 2026年5月12日 |
| 対象領域 | 住宅ローン・生命保険・ライフプラン(教育費・老後資金等) |
| シミュレーション期間 | 最大95歳まで(人生100年想定) |
| 料金 | 無料(会員登録・メールアドレス登録ともに不要) |
| 利用方法 | ブラウザでチャット画面を開き、対話形式で入力 |
| サービスURL | https://gettally.jp/ |
| チャットURL | https://nagaokafp.co.jp/tally-chat.html |
| 運営 | 長岡FP事務所合同会社 |
代表社員・長岡理知のコメント
これまで「キャッシュフロー表の作成」は、FP相談における中核業務とされてきました。私自身、住宅専門FPとして約20年、5,000世帯を超えるご家庭のキャッシュフロー表を作成してきました。
しかし、正直に申し上げます。この作業の大部分は、すでにAIが代行できる領域です。市販のFPソフトや保険会社のライフプランシステムを使って計算しているのが現状で、FPが「手計算する」ことそれ自体に大きな価値があるわけではありません。それでも業界が長くこの前提を維持してきたのは、相談の場で時間を使い、その対価を得る、あるいは何らかの金融商品の勧誘に繋げたいという目論見があったからです。
Tallyのキャッシュフロー表機能は、この構造を変えるためのものです。労力のかかる計算はAIに任せ、人間のFPは、その数字を読み解き、ご家族の生き方や価値観に照らし合わせて意思決定を伴走する仕事に集中する。私たちが目指しているのは、そういう未来のFP相談です。
消費者の方にとっては、FPに会わなければ作成できなかったはずの計算作業を、誰にも気を遣わず、無料で、何度でも試せるようになります。「物件価格を下げたら」「子どもが私立に進んだら」 — こうした「もしも」の検証を、対面相談ではなかなかお願いできない方が多いはずです。Tallyになら、気兼ねなく聞けます。
そして、数字を見たうえで「自分の価値観と照らし合わせて判断したい」「もう一段深く相談したい」と感じたら、その時に初めて人間のFPの出番になります。計算はTallyに、判断の伴走は人間に。これが、私たちの考える新しいFP相談の形です。
人間FPとの連携
Tallyで作成したキャッシュフロー表をもとに、より具体的な相談を希望する場合は、長岡FP事務所での面談相談(オンライン/対面、東京・銀座および青森・十和田の2拠点)もご利用いただけます。Tallyの利用自体は無料で、面談相談への誘導を目的とした営業電話やDMは一切行いません。
関連リンク
- Tallyサービスサイト:https://gettally.jp/
- Tallyチャット:https://nagaokafp.co.jp/tally-chat.html
- Tally利用規約:https://nagaokafp.co.jp/blog/tally-terms/
- プライバシーポリシー:https://nagaokafp.co.jp/privacy-policy/
会社概要
- 会社名
- 長岡FP事務所合同会社
- 代表者
- 代表社員 長岡 理知
- 所在地
- 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目15-4 ヒューリック銀座一丁目昭和通りビル7階(青森オフィス:青森県十和田市)
- 事業内容
- ファイナンシャルプランニング相談業務、保険募集業務、住宅ローン取次業務
- 実績
- FP経験20年以上、相談実績5,000世帯超
- 公式サイト
- https://nagaokafp.co.jp/
本件に関するお問い合わせ
- 会社名
- 長岡FP事務所合同会社
- 担当
- 代表社員 長岡 理知
- お問い合わせフォーム
- https://business.form-mailer.jp/fms/77ff763b225517
























