家が高すぎる!?でも買うしかありません

家が高い

2025年10月現在、住宅営業マンから「家が売れない!」というぼやきをよく聞きます。

家が売れないのは2019年頃のウッドショックから始まっていましたが、コロナ禍で加速。

円安、物価高、働き方改革による人件費高騰、マンション価格高騰、など複数の要因から、新築戸建ても価格が爆上がり・・・

青森県八戸市のような土地の安い地方都市でさえ、新築戸建ては土地から買ったら6,000万円はめずらしくありません。4,000万円台がローコスト住宅で、それ以下は建売住宅です。

これが2010年だったら、最大手メーカーであれば4,500万円、地元中堅メーカーで3,500万円、ローコストメーカーで2,500万円、建売住宅で2,000万円以下、という雰囲気だったと思います。

2010年に家を買った30歳は2025年現在45歳。いま家を買おうとしている人の職場の先輩がこの年代でしょう。

職場で家を買う相談をして見積金額を先輩に教えると、もう脊椎反射的に「高い!お前、高すぎるぞ!」と言われるわけです。

そりゃ、あんたの時代とは違うよ、という話なのですが、あまりにも高いと言われ過ぎてひるんでしまうのです。

家を買うというのは、年齢制限があります。いや、何歳でも買えるのですが、住宅ローンを組むと考えると、タイムリミットは40歳です。地方在住の人の年収であれば、35歳が限界でしょう。

その年齢までには結論を出さなければなりません。

家を買うのか、一生賃貸に住み家賃を払うのか。

家が高いのは仕方ありません。一度高くなった住宅価格や建材価格が安くなることはありません。人件費はもっと高くなるし、新築住宅に義務化される省エネ性能はどんどん上がっています。金利も上がっていくはずです。家の値段が安くなる要素はゼロです。

本当にゼロなのです。

先輩が高いと叫ぼうが、関係ありません。無責任な感想に付き合っていられないのです。今の時代で買うかどうかは自分で決めなければなりません。

しかし・・・

残酷なことに、戸建て住宅というのは、性能や寿命は値段に比例します。住宅価格の相場に対して高いかどうか、という意味です。

ローコスト住宅を買うと、建物寿命は長くはないでしょう。建売ならもっと短いはずです。

安くしたいからといって、極小住宅を買うと、いずれ住めなくなってしまいます。子供は幼児のままではなく、中高生になったら男子は180センチに迫る大きさになります。もし脳卒中や大怪我をして、数年車椅子の生活をしながらリハビリをすることになるとしましょう。その時に、病院を退院して我が家に戻れるでしょうか。寝室は二階、一階に居室はない・・・そうなると、もう住めなくなるので売ることになります。

いくら高いといっても、高いなりにいい家を買うことが、最もコスパがいいのが住宅購入です。

「住宅価格は落ち着くはずだ、もう少し待とう」と考える人も沢山いますが、残念ながら、自分が年をとるだけです。銀行はあなたの年齢と年収を見ています。極端に年収が高くない限り、年齢で判断します。

東京都心のタワーマンションは値下がりすることが今後あるかもしれませんが、新築戸建て住宅は安くなりません。

決断を先送りするとホッとする性格の人は、今後家を買えなくなります。

そう言われるとプレッシャーだと思うのであれば、もう家を買うのはやめておきましょう。悩むだけ時間の無駄です。買うなら早く、買わないなら老後の家賃分を貯めるように資産運用をしましょう。どちらでもいいのです。今の日本の経済環境では、家を買うことについて決断を先延ばしにすることはできません。

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