入院保険は30日型?60日型?120日型?入院は本当に短い?

医療保険 見直し

医療保険(入院保険)を検討する時、入院一日あたりいくらの保障にするかを悩むことが多いと思います。

しかし、入院日数の上限についてはあまり意識していないのではないでしょうか。

たとえば、一回の入院につき、60日を上限とする医療保険が多いです。

保険会社によっては、30日型、60日型、120日型を選択できる場合があります。

ここで保険営業マンが言いがちなことは、「最近はそんなに長く入院させてくれませんよ」というお決まりのセリフ。

「ガンであっても1カ月も入院しない」とか

「入院してもすぐ退院させる」とか、そんなことを言うのです。

だから入院は60日で十分ですという流れになるわけですが・・・

本当にそうでしょうか。

当社では、それを全面的に否定しています。

もちろん全般的に入院日数が短くなっているのは事実です。しかし、6カ月に及ぶ入院も依然としてあることをご存じでしょうか。

それは、脳卒中の場合です。

脳卒中の場合、発症直後の急性期の入院は1カ月~2カ月程度です。そして強く麻痺が残っている人であれば、リハビリ病院(回復期)に転院し、そこで4カ月~5カ月の入院をすることが一般的です。

急性期と回復期を合わせて180日の入院をするケースがあります。

もし退院後に体調を崩し再度入院することも十分にありえます。

筆者の実体験では、脳卒中を発症して個室に入院した場合、高額療養費制度を利用しても月に35万円程度の請求がありました。それが6カ月ですから、これだけで210万円です。その他にもパジャマ代等(月2万円)、リハビリシューズ(5,000円)、リハビリ用の装具(20万円)、飲み物のとろみ剤(1箱1,800円×月4箱)、家族の面会の交通費、退院後に使う自家用の福祉車両(中古で100~200万円)などが必要になります。

こうして考えていくと、医療保険の最低限の保障は、入院日額10,000円、入院日数無制限ということになります。

60日や120日では全く足りないのです。

120日を超える入院を保障してくれる保険会社を探してみると、楽天生命で1095日タイプ、メットライフ生命で730日タイプがあります。他にも180日タイプを用意している保険会社もありますが、一般的に60日型が主流になっています。

たとえ120日が上限の保険会社だとしても、三大疾病(八大疾病)の場合に入院無制限となる特約を販売しているケースがあります。その場合はぜひ無制限タイプを付けた方がいいと思います。もしその延長の特約が無い保険会社の場合は、大病の入院には使いづらいため要注意です。

入院日数は必ずしも短いとは限りません。

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